家を買う・・・?

家を買う

家を買うということについて考えてみましょう!

そもそも家を買うという表現はおかしいのかもしれません。

車を買うとき、ディーラーや中古車販売店に車を見に行き

「これ買います!」

と言って、営業マンと契約書を交わします。

部屋を借りるとき、一度部屋を見に行き

「この部屋に決めます♪」

と言って、営業マンと契約書を交わします。

・・・・・・

建売住宅などは別ですが、注文住宅で家の契約書を交わすとき、その家を

見ることはできないですよね。

当然です。契約の時点で家が建っているわけはないのですから(笑)

つまり目に見えていないものにお金を払っているんです。

「こんな家を建ててください」と言ってお金を支払うことになるんです。

契約書を交わしてから打ち合わせを進め、工事が終わって完成した時、初め

て家を見ることができるんです。

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家の場合、契約書というのは「売買契約書」ではなく「工事請負契約書」になり

ます。

この家を建てる工事を請け負いますよってことなんです。

家の工事を任せますよってことなんです。

誰が工事のお願いをしているか

家が欲しくて欲しくてたまらない人達です。

つまりあなたが全てを指揮するクライアント(依頼人)なんです。

考えてもみてください。

家を建てようとする場合、ほとんどの方はローンを組みます。

「○○年でローンを組むと、月々の返済がこのくらいになります」

こんな話を営業マンや銀行の方と話すことになります。

「これ以上はだせないなぁ」

「ですが月々に換算しますと、返済額が1万円あがるだけです。

 一日一杯のコーヒーを我慢していただければ!」

こんな会話もでるかもしれません。

親身になって相談にのってくれます。

でもよーく考えてみてください。

そのリスクを負っているのはあなただけです。

営業マンが必死にローンの話をしているのは、残念な話しですが、あなたの

ローンが組めないと家の契約がとれないからなんです。

もちろんそのためだけとは言いませんが、契約のために必要な話なんです。

あらかじめ言っておきますが、営業マンはでたらめだと言っているわけでは

ありませんよ?

全ての指揮をとっているあなたは、それだけの責任を負うことになるんです。

家を建てることはほとんどの方にとっておそらく最も費用がかかり、そして

最も難しいものになるでしょう。

住宅がクレーム産業と言われている最大の理由

目に見えていないものにお金を払っているからです。

「イメージと違う」

「こんな風になるなんて聞いてない!」

こういった話は少なくありません。

家づくりのコツその14

”家を買う”ということについて考える

家は買うものではなく建てるもの

家は買い物感覚でお金を払うようなものではありません。

全くの別物です。

家を建てることのもっともっと深い部分について知ってください^^

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