セコム、してますか?

現在住宅でどれくらいの泥棒・空き巣の被害
が発生しているかご存じですか?

年に約10万件
都内だけでも1万件もの被害が発生していま
す。

実は私も小さい頃に家に泥棒にはいられそう
になった経験があります。

偶然窓から侵入しようとしている男を兄が発
見し、声を掛けたら逃げたらしく、事なきを
得ましたが、他人事ではないなぁと実感しま
した。

防犯対策に関しては意識が高い方が多いよう
です。
家を建てる際にもセコムなどを入れて防犯対
策をする方がいらっしゃいます。

泥棒にはいられるということは、お金や通帳
大切にしている高価な物を盗られてしまいます。

ガラスは割られ、家の中はめちゃめちゃな状
態にされてしまいます。

そしてそれだけではなく、泥棒とはちあわせ
になってしまったら、家族にまで危険が及ぶ
可能性があります。

せっかく家を建てても安心して住めないなん
て、こんなに残念なことはないですよね。

そこで、今日は防犯対策の4つのポイント
をお話します。

これを押さえておけば、泥棒がはいりにく
い家になり、はいられる可能性がぐっと
減ります。

泥棒から家族と家を守る4つのポイント

1.泥棒に嫌われる
2.情報をもらさない
3.鍵をかける
4.窓を防犯用にする

1.泥棒に嫌われる

泥棒は狙う家を下調べしています。
この家ははいりやすい家かはいりにくい家か。

その時に、この家はちょっとだめかな、と
嫌われなくてはいけません。

泥棒に嫌われるために・・・

・死角をつくらない
・見てわかる防犯対策
・家の周りに砕石を敷く

泥棒は、はいりやすく逃げやすい家を好んで
います。

そのために”死角”を作らないことが大切です。
つまり泥棒が隠れやすい環境です。

高い塀に囲まれていたり、高い生垣で覆われ
ていると、そこに隠れることができ、侵入し
やすいのです。

ですので、家はある程度見通しのよい状態に
することが大切です。

丸見えにするということではなく、生垣など
は高さを抑え、木を植えて程良く隠すくらい
がちょうどいいです。

次に見てわかる防犯対策

セコムをお願いすると玄関付近にランプや
カメラが設置されます。
それを見て侵入を諦める泥棒は8割を超えて
いるそうです。

セコムが高いと感じているなら、ダミーのも
あります。
見破られる可能性もありますが、ないよりは
マシです。

それと、夜遅くに侵入を考えている泥棒にと
って効果的なのは、人感センサーの照明です。
人感センサーとは人が通るとセンサーが反応
して、自動で照明が点灯されるものです。

特に隠れやすい家の裏などに人感センサーの
照明が設置されていると、泥棒は嫌がります。

暗いから隠れやすく忍び込みやすいのに、
照明がつくと目立ってしまうからです。

そういったものがある家は嫌われます。

そして家のまわりが土なのか芝なのか砕石な
のかも重要です。

簡単に言うと、歩くと音がでるものがいいと
言うことです。

泥棒は目立つことを避けたいので、音がでる
ことを嫌います。
歩くだけで音がなるような砕石が敷かれてい
る家は嫌われる傾向にあります。

これらの対策をしてどんどん嫌われましょう。

2.情報をもらさない

たとえば家の表札
家族全員の名前が書いてある表札ってあり
ますよね。

あれはそこに住んでいる人数を教えてしま
っているんです。

その家から出てくる人数を数えておけば、
その家が留守かどうかがわかってしまうの
です。

泥棒が狙っている時間帯って何時頃が最も
多いと思いますか?

14時から16時頃にかけてが多いそうです。
泥棒はスーツ姿でそのへんを歩いています。

鼠小僧のような格好をして歩いていること
なんてもうないんです。

そのスーツ姿の男が公園のベンチに座って
いたり、散歩していたりして、あなたの家
を監視しているんです。

ベンチで座ってその家からでてくる人数を
数えておけば留守かどうかわかってしまい
ます。

他にも、家のポストを見て郵便物がたまっ
ていたら、長期間留守にしているな、など
泥棒は様々なところから情報を得ようとし
ています。

極力情報をもらさないようにしましょう。

3.鍵をかける

泥棒がどうやって侵入しているか

実はその侵入の手口で2番目に多いのが無締り
要するに鍵の掛け忘れです。

泥棒が小窓を狙う理由は鍵の掛け忘れが多い
ためです。

だからまず小窓を狙うんです。

3階や4階建ての家になるほど、鍵をかけて
いないことが多く、そこから侵入されるケー
スが多いそうです。

実はカーポートなどが家のすぐ脇にあると、
カーポートの屋根に昇ってバルコニーに侵入
ということができてしまうんです。

実際、バルコニーの窓からの侵入率は高い
そうです。

ですので、窓には鍵をかける習慣をつけましょう。

4.窓を防犯用にする

泥棒って実は時間をかければはいれない家はな
いんですって。

ただ、時間がかかるとそれだけ見つかってしま
う危険も増えるので、短時間で侵入を試みよう
とします。

5分以内に侵入できないと半分以上は諦めてし
まうようです。

つまり、5分以上時間をかけさせればいいと
いうとこになります。

最近では防犯対策用の窓ガラスが出回っています。
今ある窓にフィルムを貼るだけでも割れにくく
することができます。

このフィルムは伸びる性質があり、とても貫通
しにくい性質をもっています。
そのため時間がかかります。

そして、鍵を2つにするのも大切です。
鍵が2か所あれば、2か所でピッキングなどを
しなくてはいけないので時間がかかります。

できるだけ鍵同士の距離が離れていることが
大切です。

近い距離にあると、1ヶ所窓を割ってそこか
ら2つとも手が届いてしまいますから(笑)

できるだけ時間を稼ぐことで諦めてくれる
ような対策をすることも大切です。

家づくりのコツその19

泥棒が嫌がることをする

この4つのポイントを抑えておけば泥棒が
避けたくなる家にすることができます。
もちろんこれで100%防げるわけではありま
せんが、安心にはつながりますよね。

今お住まいの場所で、できることから始めてみてください。

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